バイクの盗難は2パターンある。その傾向と対策を紹介

バイクの盗難は年々増加傾向にある

SAでの盗難は意外にも多い

ライダーの皆さん、盗難対策は万全ですか?
盗難対策に関しては、通勤ライダーもツーリングライダーも漏れなく気になるところではあると思います。
Twitterなどを見ていると盗難車は、バイクの種類、車両価格に関係ないことが分かると思います。
私が最近盗難報告を見たのはHondaPCXやYamahaMT-10ですね。本当に原付スクーターから、大型の高級バイクまで盗難の対象であることが分かります。
特に、最近は外出自粛の流れでバイクを駐輪場に置いたままの方が多く、盗難の件数も上がっていると聞きます。
なので今回は、あなたのバイクが盗難にあわないよう、どういったバイクが狙われるのか、どういった対策が有効なのかを解説していきたいと思います。
私の対策ですべての盗難を防げるわけではないですが、何かの参考になれば幸いです。

バイク盗難の狙われ方を2種類ある

盗難対策をするには、まず相手を知ることが大切です。
バイクを盗む犯罪者の行動として、2種類今回紹介します。

1. 自転車を盗む感覚で出来心で盗み、不要になったら池や山に捨てる場合
2. 組織的に計画し、盗んだバイクを海外にバイクを売り飛ばしたり、パーツごと分解して盗みの証拠を消したりする場合

どちらも立派な犯罪ですが、この二つは、犯罪者の行動の違いと、その対策方法が異なります。
1の盗難の場合、犯罪者はあなたのバイクを狙ったというより、盗みやすい場所に張り込みその場所で最も盗みやすいバイクを狙った可能性があります。
2の場合は、あなたのバイクに何らかの価値があり、ピンポイントで狙われた可能性があります。自宅の駐輪場に置いておいて盗まれたときもこちらの可能性が非常に高いと思います。
簡単にまとめると、あなたのバイクを直接狙った盗難なのか、そうでないかの違いです。
2は便宜上計画的と表現しましたが、1の場合も、盗むための準備はしていることが多いです。
1も2も狙われる可能性を下げることが、盗難を防ぐ方法につながりますのでその方法に関して解説します。

犯罪者の心理から逆算して盗難対策をしよう!

出先での盗難を防ぐには・・・

まずは、先ほど挙げた1の条件
「自転車を盗む感覚で出来心で盗み、不要になったら池や山に捨てる場合」
の対策に関してご紹介いたします。
こちらの盗難に対しては、短時間で盗まれない対策が有効です。
具体的には

1. ハンドルロックは必ずかける
2. 休憩等で駐車する際は、バイク専用の駐車場を利用するか、人目が付きやすい場所に止める。
3. バイクを常にきれいに保つ。(盗難対策してますよという雰囲気を醸し出す)
4. ホテル等に止める際はチェーン等で盗難対策をする

1と4に関しては基本ですね。少しでもバイクを離れるときは、ハンドルロックを、長時間離れる際にはチェーン等の盗難対策をです。
2に関しては、常にだれかに見られている場所に置くということが、重要です。
あなたのバイクをのみを狙う場合と異なり、とっさの盗みはあなたが誰と一緒に来ているのか、誰かに監視されていないか、という状況が分からない状態で盗みを行います。
なので、誰かに見られているかもしれないバイクを盗むのは、リスクが高いと犯罪者は判断するでしょう。
3に関しては何か関係があるのかと考える方もいらっしゃるかもしれませんが、例を挙げます。
例えば車2台が止まっており、同じミニバンで盗難対策と思われるLEDが2台とも光っているとします。
1台がぬいぐるみが乱雑においてあり、一ヶ月は洗車してなさそうなのに対し、もう一台はメッキホイールにピカピカのコーティングがされている車だとした場合、どちらを盗みますか?
おそらく多くの方が、1台目のファミリー感漂う車だと思います。なぜなら大した盗難対策を行っていないように感じるからです。
同じように盗難対策のLEDが付いていたとしても、前者はバッテリーを外せばセキュリティーが止まってしまうような簡易的なものだと感じるのに対し、後者は何か特殊なセキュリティーを組んでいるのではないかと考えてしまいます。
つまるところ、とっさの盗難に狙われるバイクというのは、自分が知りうるセキュリティーしかないだろうと思われているのが原因だったりします。
手軽なところから、バイクをきれいに保ち、バイクに気を配っている感を出すようにして狙われる対象にならないようにしましょう。

・ほんの少しの時間でも盗難されるリスクはあり。
・バイクをきれいに保つことも、盗難対策になる。

計画的な盗難にあわないためには

自宅の駐輪場に止めているバイクが狙われたり、勤務先の駐輪場で盗難にあったりすることがある「計画的な犯行」には、犯罪者の目に触れない盗難対策が有効です。

1. バイクカバーを掛ける。

2. 建屋内にしまう。

3. SNSでの発信に気を付ける

何しろ、バイクを犯罪者の目に見せないことが重要です。
置き場所を工夫し、物理的にバイクを見せない工夫も重要ですが、SNSでの発信なども気をつけましょう。

帰宅ツイートなどで駐輪場の写真をアップしている人もいますが、場所が特定されないか注意を払う必要があります。また、行動パターンが読まれて、不在時に盗難にあうなども現在の犯罪ではあり得ますので、定期的にどこにいるというツイートをする場合は注意しましょう。

・SNSでの投稿も注意しよう

日々進化する盗難には最新の盗難対策を

昔は、何も考えなくてもチェーンロックを付けるだけでもある程度の盗難防止効果がありました。

しかし、現代ではだれでも調べれば、ワイヤーカッターを使えばたいていのチェックは切れることが簡単に知ることができますし、ホームセンターにもこの手の工具がたくさんあります。

また、SNSの情報から盗難時間帯を決める犯罪者がいることも注意しましょう。狙われやすいバイクを乗っている方なら、なおさら対策を取るようにしましょう。

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