旅を楽しくするArduino端末を作る。その1-不満点を挙げよう-

スマホナビの欠点

皆さんはハンドルにスマホマウントホルダーをつけていますか?
そして皆さんはスマホに何を表示していますか?
おそらく、スマホをハンドルにつけている多くの方が「ナビを見るため」に取り付けていると思います。

かくゆう私もX-GUARD(エックスガード) のスマホマウントホルダーをつけております。もちろんナビを表示するために。
しかし、最近思うんです。

ツーリングに出かけている時ぐらいは道に迷っていろいろ冒険してみたい!

道に迷ったからこそ出会える景色もある

道に迷うことは何も悪いことではないと思います。道に迷って入った脇道先に絶景が広がっていたり、幹線道路から外れた脇道が名ワインディングロードだったりすることが往々にしてあります。
しかし、ナビがついていると道に迷うこと自体がないと思います。

また、人間は、何かに指示されて行動しているとそれ以外のことを考えることが非常に難しくなると思います。実際ナビを表示していると案内された道には注意が向きますが、それ以外には目もくれない方が多いのではないでしょうか。

わざわざバイク用のナビを用意しなくてもスマートフォン1つで実現できるようになり、便利な時代になりました。特にバイク初心者の時は道順のことを考えずにライディングに集中できたのは非常に助かりました。
しかし、バイクに慣れてきてライディングもリラックスしながらできるようになってくると旅の魅力をもっと味わいたくなってきます。
現在私はそんな心情であります。

そこで考え付いたのは、
「とりあえず進行方向だけはあってれば道順は自由でいいや」
という考えです。

大体あってればいい

ただ走るだけでもバイクは楽しいけれども・・・

具体的には目的地の方角と大体の距離をバイクのエンジンをかける前に確認し、近くまで来たらナビを使って目的地まで案内してもらうという方法です。
この方法なら走行距離の約8割を自分が取りたい好きなルートで行け、なおかつ目的地までちゃんと到着できます。

最近のツーリングはこの方法をとるようになったので、上記の目的
「ツーリングに出かけている時ぐらいは道に迷っていろいろ冒険してみたい!」
を達成でき、満足度の高いツーリングに出かけられるようになりました。

「完 -Fin-」ではない

これで終われば記事にするまでもない内容ですが、ここでまた問題が出ます。
とりあえずの方向を示すためにハンドルに方位メーターをつけたのですが・・・

ハンドル周りが乱雑!!

左から
・バイクのバッテリー電圧計
・USB電源(スマホ充電用)
・X-GUARD(エックスガード) のスマホマウントホルダー
・デジタルマルチメーター(温湿度計&高度計&方位計)
 ※つけたけど精度がよくない

これに防風用のウインドシールドの支持棒がハンドルマウント部にあるせいでなんかごちゃごちゃしています。また、電圧計は正直なくても大体問題ないのですが、電気系を少しいじっているので、気になってしまうからつけています。

ここら辺を何とかするのが、今回から続く連載記事の内容になります。

旅を楽しくするArduino端末を作る。リンク集

その1-不満点を挙げよう- 
その2-不満点をまとめよう-

その3-電圧測定器を作る-
その4-温湿度計を作る-
その5-気圧計を作る-
その6-方位・高度計をGPSで-
その7-12Vバッテリーから電力供給
その8-Ver1作成-
その9-電圧計の誤差とその代替案-
その10-Ver2へアップデート-
その11-LCDをI2Cで制御しよう-
その12-LCDをI2C化-
その13-Ver3へアップデート-
その14-USB充電の仕様に関して-
その15-Arduino言語を用いながらBluetoothで通信できるESP32-
その16-旅Arduino Ver4 スマホアプリ化-

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